2017.09.25
アートメイクをきれいに除去する方法と間違ったアートメイク除去の実態とは?
自分で行うアートメイク除去法はNG
さまざまな施術や美容法が盛んなアメリカでは、自宅でできるアートメイクやタトゥーの除去方法の紹介記事が大変多く見受けられます。
なるべくお金をかけずにアートメイクや刺青を消したいと考える皆さんにとって、こうしたオリジナルの方法は非常に興味深い存在になるかもしれません。
しかし医療機関での保証やエビデンスのないこうした方法を実践した人の中には、酷い副作用や傷口の悪化によって、自分自身では手に負えない状態になってしまう方々も少なくない実態があるのです。
自分でできるアートメイク除去法にはどんなものがある?
海外のブログで紹介されているアートメイク除去法の多くは、皮膚を擦る際に生じる摩擦を活用したものがほとんどです。
例えば、麻酔や塩の入ったクリームやサンドペーパーを使ってアートメイクを擦れば、デザインが消えるよりも先に、バリア機能が失われた皮膚に大きなダメージが生じてしまいます。
またアートメイクの色素は基本的に表皮から0.02~0.03mm深いところに入っていますので、どんなに皮脂汚れや角栓などに強いスクラブであっても眉やアイラインのデザインを消すほどの作用はないと捉えた方が良いと言えそうです。
アートメイクの除去は医療行為
アートメイクやその除去を行う際には、これらの施術全般が病院だけで行える医療行為であることも頭に入れておく必要があります。
アートメイクによる美容やメイクに関するメリットが注目される日本では、こうした施術を無免許で行う悪質な業者が増え始めています。
またそれと同時に、アートメイクやタトゥー除去をお手頃価格で行うスタジオなども増加傾向にあるため、こうしたいい加減な業者による被害に巻き込まれる例が社会的に問題視され始めているのです。
安全かつきれいにアートメイクの除去を行う方法とは?
アートメイクの除去を安全かつ確実に行うためには、ピコレーザーやQスイッチレーザーなどを使った施術のできる美容クリニックに相談をするのがいちばんです。
皮膚のメカニズムに詳しいドクターのいる美容クリニックでは、間違ったアートメイク除去法の傷跡などについても診察や治療を進められます。
また医療機関の場合は患者さんの症状に合った薬の処方もできますので、既にトラブルが生じている肌を抱えた皆さんにとっても安心度は高いと捉えて良いでしょう。
人気の記事
基礎知識