2017.01.10
タトゥーがバレると会社からクビ(解雇)になりますか?
タトゥーが入っていることがバレると解雇(クビ)になる?
若気の至りとも言える形でタトゥーを入れてしまった人達の中には、就職や転職をする際に、「刺青の存在がバレたらどうしよう?」と悩む方々も多く見受けられます。またタトゥーの存在を隠して入社ができたとしても、ロッカールームでの着替えや社員旅行などの際に刺青がバレるリスクを考えると、その存在により仕事に集中することも難しくなると言えそうです。今回は、タトゥーを入れた人の多くが不安を抱えている「刺青がバレると解雇されるの?」という疑問について考えていきたいと思います。
日本の企業では基本的にアウト
刺青にネガティブなイメージの残る日本では、多くの企業や事業主が「タトゥーの入ってない従業員を雇用したい」と考えている傾向があります。また従業員の信用や姿勢がサービスに繋がる銀行などの金融機関や大企業などでは、タトゥーを入れたスタッフの存在自体がタブーとされているのです。2012年には大阪市で職員の刺青調査も行なわれていますので、信頼や信用を重視する組織で働く上ではタトゥーの存在が問題になることも多いと捉えるべきと言えるでしょう。
雇用契約書に記載をさせる会社も増えている
タトゥー人口の増える日本では、雇用契約書の中に「タトゥーを入れていません」もしくは「今後タトゥーを入れることはありません」といったチェック項目を設けて、万が一の備えとする企業が増加傾向にあります。書面の中で「タトゥーを入れていない」と断言した従業員に刺青の存在が発覚した場合は、その企業の懲戒処分ルールに基づき解雇(クビ)の対象になる可能性もあると言えるでしょう。
「バレる前に消す」という選択肢
頑張って入社した会社をタトゥーによって解雇になるリスクを抱えているなら、同僚や上司にバレる前に消す方法が大変おすすめです。美容クリニックで行われているレーザー治療を選択すれば、仕事を休むことなく刺青を薄くすることができます。またレーザーによってある程度タトゥーが薄くなれば、ロッカールームで着替えをする際にも同僚に気づかれにくくなりますので、完全に消えない状況であっても解雇を防ぎやすい好循環が生まれると言えそうです。
またこれから就職や転職をする場合は、踏み絵のような雇用契約書にサインをする前にタトゥーを消してから求職活動をする方が効率的だと言えるでしょう。
人気の記事
基礎知識