2016.06.01
タトゥーや刺青によって人生の後悔につながるリスクとは?
日本でタトゥーや刺青へのイメージが悪い理由
日本国内でタトゥーや刺青へのイメージが悪い背景には、2つの理由があると言われています。
まずひとつ目は、やくざや暴力団といった反社会的勢力の人たちが多くタトゥーや刺青を入れているという実情があります。
特に龍や虎といった和柄の刺青は、反社会的組織の構成員という強いイメージがありますので、ファッション性の高い洋風のタトゥーと比べて周囲から嫌われるリスクは高いと考えて良いでしょう。
また昔は、刑罰して腕や額に「黥刑」と呼ばれる刺青が押されていた時代もありますので、タトゥーに対して寛容な欧米と比べて日本は「ネガティブなイメージが脱却できていない国」と言えるかもしれません。
スポーツジムに入会できない
大手スポーツクラブの多くは、刺青やタトゥーをしているお客様の入会を断っています。
半袖やファンデーションテープを使えばワンポイントタトゥーを隠すこともできますが、併設している更衣室やサウナでバレるケースも多く見受けられるため、注意が必要です。
MRI検査が受けられないケースもある
顔料に磁性体を含むタトゥーや刺青がある人は、病院のMRI検査ができないことが多いと言われています。
またMRIの機械に入れたとしても、顔料にたくさんの電流が流れて大火傷を負うこともありますので、病院で適切な検査や治療を受けるためにもなるべくタトゥーや刺青はない方が良いと言えるでしょう。
B型・C型肝炎のリスク
完璧に殺菌していない器具を使ういい加減な彫り師のスタジオで施術を受けると、他のお客様のB型・C型肝炎がうつる可能性があります。
またB型・C型肝炎のリスクを想定する生命保険会社では、タトゥーや刺青のある人の入会を断る傾向もあるため、病院の検査や治療だけでなく保険の面でもトラブルが生じやすいと捉えるようにしてください。
タトゥーや刺青を入れる前に考えるべきこと
タトゥーや刺青を入れると、当ページで紹介した事例以外にもたくさんのトラブルが生じます。
また日本国内では「若気の至り」とも言えるタトゥーや刺青には、メリットよりもデメリットの方が大きいと考える人が遥かに多い傾向がありますので、就職、結婚、子育てといった自分の将来を具体的にイメージした上で「入れるべきか?入れないべきか?」を決めるようにしてください。
もし既に入れてしまったタトゥーで生活面のトラブルが生じている場合は、美容クリニックで行われている刺青除去手術をおすすめします。
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