2016.06.01
タトゥーや刺青のある人でも脱毛はできる?
タトゥーや刺青のある人も脱毛はできる?
タトゥーや刺青のメカニズムから考えると、光フラッシュや光レーザーを使った脱毛は「色素の入っていないパーツのみ施術可能」です。
特にメラニン色素にレーザーを照射する光脱毛やレーザー脱毛といった種類は、火傷のリスクを回避するために、タトゥーと類似の色素を含むホクロやシミのあるパーツも基本的に施術ができない仕組みとなっています。
また近年では照射範囲の広いマシンも増えていますので、タトゥーの面積よりも広い範囲で施術ができないケースも多い実情を頭に入れておくべきと言えるでしょう。
タトゥーや刺青のある人を断る脱毛サロンもある
お客様の体に生じるリスクやトラブルを回避したいと考えるサロンでは、入会条件の中に「タトゥーや刺青のあるお客様はお断りします」といった文言を入れています。
また広範囲に脱毛をする際には、サロンで用意している専用のウェアに着替える必要が出てきますので、「バレなければ大丈夫だろう」といった考えは捨てた方が良いと言えるでしょう。
家庭用の脱毛マシンならタトゥーがあっても大丈夫?
家電メーカーなどから発売されている脱毛マシンの多くは、メラニン色素に照射する光脱毛です。
脱毛のプロであるエステティシャンのいない環境で使用する家庭用脱毛マシンは、使い方によっては火傷のリスクが高い存在と考えられていますので、タトゥーや刺青のある人はなるべく購入しない方が良いと言えそうです。
タトゥーや刺青のある人に適した脱毛や除毛の方法とは?
毛1本1本に電気を流すニードル脱毛は、タトゥーや刺青のある人でも利用可能なケースが多いと言われています。
しかしタトゥーを入れたパーツに強い刺激が加わると、肌組織が壊れることで皮膚がんのリスクが高まるとも言われていますので、注意が必要です。
このような実情から考えると、タトゥーや刺青の入った人に適した脱毛方法は非常に少ないと考えられますので、もし光脱毛やレーザー脱毛に興味がある場合は、「施術の順番をきちんとイメージした上で脱毛を最初に行うべき」と言えるでしょう。
脱毛や除毛における選択肢の少なさを含め、タトゥーや刺青を入れたことに後悔している場合は、刺青除去手術を得意とする美容クリニックに相談をした上で「タトゥーを消すこと」を考えてみても良いかもしれません。
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