2016.12.10
タトゥーや刺青の入った親を見た子供はどう思う?
自分の親と他の親との「違い」を自覚する
タトゥーを入れた両親の子供達は、「他のパパやママ」と「(刺青の入った)自分の親」の違いを早い段階で自覚すると言われています。特に一緒に遊びに行く時に、長袖やテープを活用して「刺青を隠そう」としている親の行動を見ると、どんなに小さな子供でもタトゥーに対して「もしかして悪いものなのかな?」と漠然とした想いを抱えるようになるのです。また親の腕や背中に大きなタトゥーが入っていると、プールや温泉施設に連れて行ってもらうことも難しくなりますので、刺青に対してネガティブなイメージを抱く可能性もあると考えた方が良いでしょう。
タトゥーへの偏見がなくなる
両親がきちんと真面目に仕事をしていて、家庭内も円満な場合は、「タトゥー=反社会勢力の人たちが彫るもの」といった偏見がなくなります。またこうした環境で育った子供は、多様性についても寛容な姿勢を持つ傾向がありますので、常識に囚われる日本人特有の気質ではなくなることも多いと考えて良いでしょう。
場合によってはいじめの原因になることもある
パパやママの刺青の存在が近隣の人にバレると、そのことが原因でいじめの対象になることもあります。また明らかにタトゥーを隠していると思われる巨大なベージュのテープやサポーターについても周囲の人たちは意外と敏感に反応しますので、これから家族を持ち、地域のパパやママと交流を持っていくためには「隠せば大丈夫だろう」といった考えは捨てるべきと言えそうです。
子供も将来、タトゥーを入れることもある
刺青を彫った自分の親を尊敬する子供達は、「タトゥー=カッコイイもの」という考えを持つことで自身も同じことをしようとします。また近頃では、両親への反発や自傷行為として刺青やタトゥーを入れる10代も増えていますので、「我が子には絶対に彫って欲しくない」と願うのであれば、妊娠出産前に除去手術を受けておくことが理想と言えるでしょう。
子供が生まれるタトゥー除去が難しくなる
子供が生まれて授乳や子育てに追われるママ達は、傷口への負担が増える理由で切除法や削皮法などによりタトゥー除去が難しくなります。また3~10回ほどの通院が必要となるレーザー治療についても、「家事や子育ての忙しさで通いきれない」というママが増えていますので、タトゥーや刺青の除去を本気で考えているなら子供を設ける前にクリニックに相談することが理想と言えそうです。
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