2016.06.01
タトゥーや刺青は時間が経つとともに色褪せや薄くなるもの?
タトゥーは色褪せや薄くなったりするものですか?
新しく生まれた表皮の押し上げのない基底層と真皮の間に色素が注入されるタトゥーや刺青は、シミや色素沈着のように「ターンオーバーによって色褪せすること」はありません。
しかし黄色やアイボリーといった薄い色については、年単位で肌に馴染むことで、少し色が薄くなることもあるようです。
ベテランの彫師さん達は色の変化について「年季」と捉える傾向がありますので、色褪せなどの不安要素がある場合は、施術を受ける前にきちんと話し合いをしておくようにしてください。
長い歳月が経つと絵柄や色合いに変化が生じるって本当ですか?
タトゥーや刺青を入れてから数年経つと、真皮層に色素が馴染むことで絵柄や色合いに変化が生じることがあります。
筋彫りのラインについては徐々に太くなる傾向があるため、ベテランの彫師さん達は将来的な変化も想定して色素を入れていくのです。
また最初は濃厚だった強い色合いも、年を重ねる毎に良い形で肌に馴染む形となりますので、タトゥーや刺青の世界では色褪せを含めた変化を「熟成」と捉えることを頭に入れておくと良いでしょう。
タトゥーの色合いを良い形でなじませるためには?
タトゥーや刺青の色合いを良い形で熟成させるためには、施術後のケアや生活習慣が重要だと考えられています。
タトゥーの傷が治っていく過程で無理矢理かさぶたを剥がしてしまうと、せっかく注入した色が真皮層に馴染まないこともあるため、注意が必要です。
年を重ねるごとに濃いタトゥーに後悔する人もいる
色褪せなどによって薄くなることのないタトゥーは、就職や結婚などのライフスタイルの変化によって突然邪魔になるケースも多いと言われています。
特に妊娠出産を経た女性の場合は、「子供とプールに行けない」などの理由でタトゥーに対して後悔することも多い傾向があるようです。
年を重ねる毎に熟成していくタトゥーや刺青は、どんどん絵柄が美しくなるだけで消えることはありませんので、生活面での支障や悩みを抱えている時には、早めに刺青除去手術のできる美容クリニックに相談をした方が良いと言えるでしょう。
美容クリニックの刺青除去には切開とレーザーの方法がありますので、信頼できるドクターと相談をしながら、自分に合うタトゥーの消し方を探してみてください。
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