2016.09.18
タトゥーや刺青を入れた後に生じる病気や副作用のリスクとは?
タトゥーによる副作用や病気は意外とたくさんある
医療資格を持たない個人の彫り師によって施術が行われるタトゥーは、場合によっては副作用や病気にかかるリスクがあると言われています。副作用や生活面で生じる支障を全く知らずにタトゥーを施すと、後々タトゥー除去手術のお世話になることもあるため、注意が必要です。今回は、これからタトゥーを入れようか悩んでいる皆さんと一緒に、この手術によって生じる副作用を確認していきます。
タトゥーや刺青の施術で生じる副作用・病気 まとめ
実際にタトゥーを入れた方々の口コミや掲示板の中には、明らかな副作用とも言える下記の症状が書かれていることが多いです。
《高熱》
比較的広い面積にタトゥーを入れると、針によって人工的に作られた大きな傷を治す免疫機能が働き、仕事に行けないほどの高熱に悩ませる人が多いと言われています。普通の発熱であれば解熱剤などの使用もできますが、その原因がタトゥーとわかると、一般の内科医などは診療を断ることもあるようです。
《患部の痛みやかゆみ》
彫り師によって施されたカラーを綺麗に反映させるためには、「傷の上に生じたかさぶたを絶対に剥がさないこと」という注意が必要となります。しかしタトゥーの傷が少しずつ治っていくと、一般の傷と同じように痒みが生じることも多いため、「刺青を入れた背中がムズムズして仕事に集中できない」といった副作用に悩まされるケースも珍しくないようです。
《異物肉芽腫疾患》
タトゥー施術によって長きに渡って炎症が続くと、そのパーツに繊維芽細胞や炎症細胞などが集まった結果として異物肉芽腫疾患になることもあるようです。こういった「しこり」の除去は基本的に形成外科で行われるため、医師免許のないタトゥースタジオでは対処ができないことを頭に入れておくようにしてください。
まとめ
発熱、炎症、しこりといったリスクのあるタトゥーは、その面積が大きければ大きいほど、健康な体で施術を受けるべきだと言われています。また免疫機能の働きが活発な人は、タトゥーの傷を治そうとすることで、一般の皆さんよりも遥かに高い熱が出るケースも見受けられますので、「健康だから大丈夫」とか「自分は絶対に副作用が出ない」といった保証は一切ないと考えた方が良いでしょう。過去に施術を行なったタトゥーが既に異物肉芽腫疾患となっている場合は、その症状が悪化しないうちに刺青除去を得意とする美容クリニックにご相談ください。
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