2018.01.09
タトゥー除去法の失敗例と値段などの話を徹底解説
レーザーによるタトゥー除去の失敗例
皮膚にメスを入れることのないレーザーは、さまざまな治療法の中で比較的失敗例が少ない存在です。
しかしレーザーで照射した光がタトゥーの色素とぶつかると、軽めの火傷によってミミズ腫れや水膨れになることもあるため、注意が必要です。
なるべく少ない回数で早く刺青を消すためには、強くレーザー照射することが理想となりますが、こうした方法を選んだ場合は火傷の跡が残りやすくなると捉えた方が良さそうです。
切除術によるタトゥー除去の失敗例
タトゥーの入った部分を切って縫合する切除法は、患部の面積が狭ければ1度の手術で治療を終えられるメリットがあります。
しかしこの手術を行ったパーツが関節の近くだった場合は、縫合された場所が多方面から引っ張られることにより、不快な想いをする患者さんも少なくない実態があるようです。
またこの手術は、タトゥーのサイズや皮膚の余裕などからデザインするテクニックも必要となりますので、過去の実績などを見ながら切除術の経験豊富なドクターに依頼をするのが理想だと言えるでしょう。
皮膚移植によるタトゥー除去の失敗例
植皮によるタトゥー除去を行った場合、仕上がりの部分で違和感を覚える患者さんが少なくない実態があります。
例えば、臀部や太腿といった他のパーツから取ってきた皮膚を移植するこの手術を行った場合、面状の傷が身体の2ヶ所にできてしまう形となります。
これに対して前述の切除術の場合は、線状の傷が1本スーッと入るのが一般的となりますので、植皮=綺麗に刺青が消えるといった単純な話ではない実態を頭に入れておくようにしてください。
皮膚剥削術によるタトゥー除去の失敗例
皮膚を削って刺青を薄くする剥削法は、肌の中に入った色素を90%ほど除去する方法です。
自然治癒力を活かしたこの方法は、背中の大きなタトゥーなどにも多く用いられる存在となっています。
しかしやり直しのきかない剥削法は、ドクターの経験や腕によってはダウンタイムが長引くトラブルが生じることもあるため、美容クリニック選びの際には注意が必要です。
美容クリニックのタトゥー除去の失敗を防ぐ方法と値段の相場とは?
刺青除去の費用は、「どの治療法を選ぶか?」以外に「どんなクリニックのお世話になるか?」によっても変わってきます。
本格的な手術となる削皮の場合、サイズが小さくても20万円~30万円ほどかかることもあるようです。
こうした形で安いとは言えないタトゥー除去を行う際には、まず美容クリニックのカウンセリングを受けて、過去の実績や治療法の提案などを聞いてみてください。
またひとりのドクターから説明を聞いて違和感がある場合は、無理にその場で即決せずにセカンドオピニオンを検討してみても良いでしょう。
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