2017.12.06
リストカットでできた白い跡を消すのは大変ですか?
リストカットで生じた白い跡を消すことは大変なのでしょうか?
リストカットの傷跡治療に関するブログなどの中には、「白い跡」と「赤い跡」といった色別のケアについて紹介している記事が大変多く見受けられます。
また時間の経過に伴って生じる白い跡には、リストカットを行う衝動が落ち着いて、ライフスタイルの変化によって強く「消したい!」と感じる人が多い実態があるようです。
今回は、痛々しさはないものの明らかに傷だと周囲から感じられてしまう白い跡について、リストカットが止まりつつある皆さんと一緒に治療法などを考えていきたいと思います。
リストカットの傷跡には3つの色がある
リストカットや火傷などによって生じる傷には、赤い傷跡・黒い傷跡・白い傷跡の3種類があります。
傷をつけて間もない時期に生じる赤い傷には、炎症によって皮膚が盛り上がる特徴があります。
これに対して皮膚の盛り上がりや炎症よりも色素沈着が酷くなると、メラニン色素が増えることで黒い傷跡になってしまうのです。
最後に当ページのテーマとなる白い傷跡については、時間の経過によって炎症が消失し、黒い傷跡を生み出すメラニン色素も減った状態であると考えられます。
白い傷跡に関するもう1つの特徴
こうした説明を読んでいると、白い跡に対して「治りがけにできるもの?」といった印象を受けるかもしれません。
しかし白い跡には、比較的深い傷に生じる特徴もあるため、注意が必要です。
特に皮膚の深いところにある皮下組織にまで傷が達してしまうと、赤や黒ではなく白い跡となってしまう傾向があるようです。
リストカットの白い跡はアットノンで治る?
白い傷跡が皮膚の深いところにダメージが生じていると考えると、このタイプのリストカット痕は、ドラッグストアなどで購入できる薬や軟膏での治療は難しいと判断できます。
根気強くアットノンなどを塗り続ければ、肌のターンオーバーなどが改善することで、何も塗布しないよりも多少なりともメリットは得られるかもしれません。
しかし前述のとおり赤や黒と比べて白い痕はセルフケアの難しい位置付けとなりますので、軟膏などを自分で買う時には注意をしてください。
美容クリニックでリストカットの白い跡を治す
一般的な傷と比べて消しにくい白い傷跡には、美容クリニックで受けられるレーザー治療や手術による治療がおすすめです。
仕事帰りなどにも受けられるレーザー治療の場合は、白い傷跡を消すのではなく薄くするという考え方となります。
これに対して傷跡修正などの手術では、リストカットの跡が存在するパーツの切除などをするのが一般的となりますので、無料カウンセリングでドクターと相談しながら自分のライフスタイルに合った方法を選択してみてください。
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