2017.11.14
リストカットをした後は3ステップの傷口処置
リストカット後の傷口の処置はどのようにすれば良い?
衝動で行なってしまうケースがほとんどのリストカットの傷も、気持ちが冷静になると、「適切な処置を行いたい」と感じる人が多い実態があります。
特にリストカットの頻度が多い場合は、たくさんの傷が腕や手首に残ってしまいますので、正しい処置方法を知りたいと思う気持ちは自然なことだと言えるでしょう。
またリストカット痕が酷いと、就職や恋愛、結婚などに支障が出ることもありますので、衝動によって傷を付けてしまう場合においても、将来に向けた正しい処置をしておくのが理想と言えそうです。
リストカットの傷痕処置の4つのステップとポイントとは?
リストカットを行なってしまったら、止血、洗浄、塗り薬の塗布、湿潤の流れでケアを進めていくのが理想です。
リストカットの傷跡から血が出ている場合は、腕や手首を心臓よりも高い位置に上げて、止血をしやすくします。
患部から流れた血がある程度止まったら、次は台所の水道水などを使ってバイ菌を流します。
少しでもリストカットの傷痕を治したい場合は、ドラッグストアなどで購入した軟膏を塗ってください。
傷口に効果的な軟膏は皮膚科などでも処方してくれますので、リストカットのケアをしっかり行いたい人は、予め相談をしておいても良いでしょう。
病院に行くのが恥ずかしく、可能な限り自分で処置をしたい場合は、ワセリンなどを塗った患部をサランラップで巻く湿潤療法がおすすめです。
この方法を実践する時には、まず綺麗に洗った患部にたっぷりワセリンを塗ります。
その後、ラップをぐるぐる巻きにして、潤い成分の蒸散を防ぐ形です。
傷が深く浸出液が多く出る場合は、それらを吸い取るためにタオルやガーゼを当てた上で包帯を巻いてください。
ガーゼの交換は、暑い真夏で1日2回、真冬でも1日1回以上、必ず行うようにしてください。
リストカットの処置を行なっても傷痕が残ってしまった
塗り薬や湿潤療法を使った対処をしっかり行なっても痛々しい傷痕が残ってしまった場合は、リストカット痕を目立ちにくくする施術のできる美容クリニックに相談をしてみてください。
リストカットの傷跡修正が得意なクリニックは、手首や腕に入った痛々しい傷への偏見もありません。
またこうした病院ではさまざまな治療法を用意していますので、スケジュールや費用面に不安のある皆さんでも気軽に相談できる存在になりそうです。
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