2018.05.02
レーザーを使ったタトゥー除去の治療経過
レーザー治療の経過が知りたい
照射によってタトゥーの色素を破壊するレーザーは、仕事や生活に支障の出にくい治療法として多くの人から注目されています。
しかし皮膚にメスを入れないレーザー治療であっても、実際に施術を希望する方々にとっては、その経過やダウンタイムが気になる実態があるようです。
今回は、美容クリニックでレーザーによるタトゥー除去を行った方々の体験談から見えてくる、治療経過について詳しくご紹介していきます。
レーザー治療直後~10日目まで
レーザー治療によるタトゥー除去で痛み止めが必要となるのは、基本的に当日の夜だけと考えられています。
皮膚が大変デリケートになっている当日夜は、激しい運動やアルコールなども禁止です。
また傷跡を早く回復させる湿潤療法を行う時においては、浸出液が染み出なくなるまで保護を継続する必要がありますので、施術から10日ぐらいの間はなるべく無理をしない生活を心がけた方が良いと言えるでしょう。
レーザー治療から2週間~1ヶ月まで
傷跡がだいぶ落ち着くこの時期に、レーザーによって破壊された刺青の色素が吸収されていく形となります。
レーザー治療を行った後は、数週間という長い期間をかけて徐々にタトゥーの色が薄くなっていくようです。
しかし患部に強い刺激を与えると色素沈着などのトラブルが出やすくなりますので、外出時にはきちんと日焼け止めを塗って皮膚のケアをしっかり行うようにしてください。
次のレーザー治療はいつ受けるべき?
一般的なクリニックでは、皮膚の状態を見ながら2~3ヶ月あけて照射を行う形です。
少しでも早くタトゥーを消したいと考える患者さんの場合、ドクターに「数週間後にレーザー照射はできないでしょうか?」といった訴えをする方々も少なからず見受けられます。
しかし短い間隔でレーザー照射を行うと、ケロイド化などのリスクがアップする実態がありますので、注意が必要です。
レーザーによるタトゥー治療にかかる回数とは?
レーザーによる治療回数は、平均で6~15回ほどかかるのが一般的です。
しかしインクがかなり深いところに入っていたり、レーザーが反応しにくい色素の場合は、10回以上の治療を行っても刺青が消えないこともあるようです。
こうした形でレーザーの治療経過や間隔は患者さんの抱えるタトゥーや皮膚コンディションによっても大きく変わる実態がありますので、まずは刺青除去の得意な美容クリニックに相談をしてみてください。
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