2018.04.29
レーザーを使ったタトゥー除去は1年限定で考えるドクターが多い理由とは?
レーザーを使ったタトゥー除去は1年限定で行うべき理由が知りたい
良心的な対応を行う美容クリニックでは、レーザー治療に要する期間を1年と予め決めてしまっていることがあります。
初回の無料カウンセリングでこうした話をされた患者さんの中には、「どうして1年を超えると照射ができなくなるの?」といった疑問や不安を抱く方々も多く見受けられます。
しかしこうした1年限定というルールを設ける病院では、患者さんのことを思った対応として敢えて期限を設けているのです。
1年で脱落する患者さんが多いから
少しずつ色素を粉砕していくレーザー治療の場合、切除法や植皮法と違って長期間に及ぶ施術が必要となります。
しかしこの間にライフスタイルの変化などが生じると、治療の途中で脱落する方々も少なくない実態があるのです。
また治療期間が長くなればなるほど、そのリスクは高まりますので、病院側では脱落者の多い1年をボーダーラインとしているのです。
レーザーによるタトゥー治療の平均回数とは?
レーザー治療を受けた患者さんが美容クリニックを卒業するまでには、10~15回の平均治療回数を要すると考えられています。
この期間は、刺青に使っている色素の種類や深さだけでなく、美容クリニックのレーザー機器によっても変わってきます。
また良心的なクリニックでは無料カウンセリングの際に、平均回数や治療にかかる期間も教えてくれますので、ドクターとともに予めゴールを設定しておいた方がモチベーションの維持もしやすくなると言えるでしょう。
レーザーで1年間の治療をする際には、なるべくその優先順位を上げて集中して通い続けるようにしてください。
1年経っても消えない場合は?
レーザーを使っても粉砕されにくいインクを使っている場合、1年通院してもタトゥーが完全に消えない可能性もでてきます。
こうした場合は、最初からレーザーではなく切除法などを選ぶか、1年経ったタイミングでドクターと一緒に今後の方向性を話し合う形が一般的となるのです。
また治療期間が長引けば当然、美容クリニックに支払う費用も多くなりますので、無料カウンセリングの際に自分が支払える予算などをドクターに伝えておいた方がより良い選択肢を提案してもらいやすくなると言えるでしょう。
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