2017.09.06
世界のタトゥー・世界の刺青
海外の刺青・世界のタトゥー
世界中に存在する刺青は、国や宗教、文化によってその意味や位置づけが全く異なるものです。
入墨刑という刑罰が存在していた日本では、今現在においてもタトゥーや刺青に対してネガティブなイメージを抱く人が多い傾向があります。
これに対してファッションとしての刺青が社会的に認められている海外では、プロサッカー選手やロックバンドのミュージシャンなども堂々とタトゥーを楽しんでいるのです。
刺青のモチーフにはさまざまな意味がある
人々の体に入っている刺青は、「どんなモチーフを使ったか?」によってもその意味は変わってきます。
例えば女性にも好まれる赤いバラのタトゥーには、真実の愛や情熱的、犠牲といった意味があるようです。
これに対して和彫りで選択されることの多い龍のモチーフには、権力、正義感、信用といった意味があると言われています。
身分をあらわす龍の爪については、日本・中国・朝鮮半島のそれぞれで本数が異なる形となりますので、同じモチーフを選んでも国や地域によってそのデザインや意味合いが変わってくることもあると言えそうです。
ポルノモデルのアイデンティティタトゥー
アメリカで活躍するポルノモデルの体に入った刺青は、アイデンティティタトゥーである可能性も高いです。
アイデンティティタトゥーの入った女性は、自身の映像が無断使用された時に、識別マークとして刺青を活用することができます。
またタトゥーは洋服を脱いでも体にしっかり刻まれていますので、アクセサリーと同じ感覚で入れる方々もいるようです。
アイデンティティタトゥーの違った意味
囚人番号や名前、部族の模様やマークといったモチーフも、アイデンティティタトゥーの一種です。
古い時代の日本でも、罪の段階として「ナ」、「大」、「犬」などの文字の刺青を囚人の額に彫っていた時期もありました。
また外国の漁師の中にはサメ除けとしてタトゥーを入れる方々も存在するため、世界の刺青にはアイデンティティとスピリチュアルの両方を兼ね備えているモチーフもあると捉えて良いでしょう。
日本では刺青によって「生きづらさ」が生まれる
タトゥーが文化として浸透しきれていない日本では、刺青が入った腕などを他人に見せるだけで「反社会的勢力に加わっているのではないか?」と思われることもあります。
またタトゥーが入っていることで就職や結婚などが難しくなる事例も多く見受けられるため、若気の至りとも言える刺青に後悔をしているなら、早めに除去した方が良いと言われているのです。
美容クリニックではこうしたタトゥーならではの生きづらさを抱えた皆さんの相談にも乗ってくれますので、少しでも除去したいという想いをお持ちでしたら気軽に無料カウンセリングの予約を入れてみてください。
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