2016.12.03
会社の上司や先輩にタトゥーが見つかった時の対処方法
日本の会社ではタトゥーは隠すべきもの
タトゥーや刺青に対してネガティブなイメージが強く残る日本では、会社で働く人の多くが、自身の二の腕や背中などに刻まれた入れ墨を隠す傾向があります。事業主によってはタトゥーに対して「反社会勢力との関わりの証」と捉える人もいますので、こうした隠す努力をした方が同じ会社で長く穏便に働き続けられると言えるでしょう。今回は、社会で活躍する上で問題となる「タトゥーの存在が会社側に見つかってしまった時の対応策」を紹介していきます。
開き直りは絶対にNG
お客様と接することのない内勤者の場合は、事業主からの指摘に対して「タトゥーの何が悪いの?」と感じることも多いと言われています。しかし社内環境や従業員のモラルをより高めようと考える事業主からすれば、反社会的勢力の関わりのある人が多く入れるタトゥーや入れ墨は、なるべく従業員に入れて欲しくない存在となるのです。上司や社長から指摘を受けた時に開き直りの姿勢を見せると、タトゥーが原因で部署変更や解雇に繋がることもありますので、注意が必要です。
消す期限を約束する
刺青に対する理解のない会社で働き続けるためには、「タトゥーを消すこと」しか道はないと考えた方が良さそうです。口先だけで「消します」と言っていて全く治療に行く姿勢が見られない場合は、懲戒処分などの対象になることもあるため注意が必要です。本当に美容クリニックでタトゥーを消す気持ちがある場合は、なるべく早めに相談に行き、「いつまでに消せるか」を事業主に伝えることが必要だと言えるでしょう。
タトゥーを露出しない約束をする
タトゥーが完全に消えるまでの間は、カバー力の高いファンデーションや長袖シャツなどを多用して「お客様や同僚に刺青を見せないこと」を約束してください。「あと少しで消えるんだから、見せても良いだろう」といったいい加減な姿勢でいると、社内に悪影響を及ぼす存在として解雇対象になってしまいます。またタトゥーが見つかってしまった後は、要注意人物として上司や事業主のチェックも厳しくなりますので、「刺青を消せばいい」と考えずに、これまで以上に真面目に仕事に打ち込む姿勢を見せることが、落としてしまった信頼を元に戻す最善の対処方法になると言えそうです。
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