2017.01.13
会社の健康診断でタトゥーや刺青がバレることはあるのでしょうか?
会社に入ると健康診断がある
どんな規模・業態の会社でも行なわれる健康診断は、タトゥーの入った人たちにとって「刺青の存在がバレてしまうのではないか?」とヒヤヒヤするイベントのひとつです。事業主の義務として法律で定められている健康診断は、どんな会社に入っても必ず年1回は行なわれます。今回は、10近くある検査項目の中で肌の露出の多い3つの検査について、タトゥーの入った皆さんが注意すべきポイントを紹介していきます。
タトゥーの入った人が不安を抱える健康診断の検査 3選
数ある健康診断項目の中で、最も注意すべきなのは下記3つの検査となります。
《心電図検査》
胸に電極を付ける心電図検査は、病院や検診車の個室で行なわれます。集団検診の場合はスムーズに検診を進めるために、男性社員は早めにTシャツ姿になることもありますので、心電図自体が個室であっても同僚や上司の前で肌の露出をする可能性は高いと言えるでしょう。
《胸部X線検査》
上半身裸で行なわれる胸部のX線検査も、多くの人に緊張をもたらす存在です。胸や背中に刺青が入っていても、検査内容に支障が出ることはありません。しかし心電図検査と同じように待合スペースでTシャツ姿になることを求められるケースが大変多いため、普段長袖Yシャツなどで全身のタトゥーを隠している人にとってはハードルの高い検査と言えそうです。
《血液検査》
手首や二の腕などにタトゥーが入っている場合は、袖を高いところまでまくり上げる血液検査も問題になりやすい存在です。血管の細い人の場合は、看護師さんが注射針を刺す場所を探すため、最悪の場合はタトゥーの入った側の袖を上げざるを得ないケースも想定されます。
タトゥーの入った人が健康診断を無事受けるためには?
健康診断によってタトゥーの入った部位の露出をすれば、「会社側に刺青の存在がバレてしまう」という状況が生じてしまいます。またタトゥーの施された腕などにテーピングを貼りすぎていると、採血もできなくなる可能性も出てきますので、どちらにせよ健康診断がある限り刺青を隠し続けることは難しいと捉えた方が良いでしょう。これから企業に就職する予定がある場合は、美容クリニックでタトゥーを薄くして健康診断に備えることも考えるべきと言えそうです。
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