2018.03.19
刺青やタトゥーに生じる色飛び・色抜けの原因とは?
タトゥーに色飛びや色抜けが生じ始めた
タトゥースタジオで刺青を入れて数ヶ月経った頃、今まで色鮮やかだったデザインに色抜けや色飛びといった症状が生じることがあります。
今までお気に入りのデザインだったタトゥーにこうした現象が生じると、多くの人が修正を考えたり、嫌悪感により刺青を消してしまいたいといった衝動に苛まれることがあるようです。
今回は、多くの皆さんを悩ませるタトゥーの色抜け・色飛びの原因や対処方法について、徹底解説をしていきます。
タトゥーの色飛びや色抜けはどうして生じるの?
今まで美しかった刺青の色抜けや色飛びは、皮膚の新陳代謝によって染料が排出される原因で生じることが多いと言われています。
新しく生まれる表皮の押し上げの影響を受けない真皮層と基底層の間に入った染料は、基本的にシミや色素沈着のようにターンオーバーの影響を受けにくい存在となります。
しかし大きな色あせが生じなくても、徐々に起こる色あせについては、基本的に避けられない実態があるのです。
また特にアイボリーや黄色、赤といった薄めの色が、薄くなりやすい存在と考えられていますので、将来的に生じ得る色飛びや色抜けが気になる人はカラー選びにも注意が必要だと言えるでしょう。
色あせを年季と捉える人も多い
それなりに多くの刺青を入れる彫り師の中には、タトゥーの経年劣化とも言える色あせに対して年季とプラスに捉える方々も多い実態があります。
またこうしたメカニズムを熟知するタトゥーアーティストの中には、インクの馴染みや変化を想定してデザインを描いていく人達も僅かに存在しているようです。
刺青の突き直しができる場合もある
皮膚のメカニズムによって生じる色飛びや色抜けは、突き直しと呼ばれる施術で修正ができることもあります。
濃い色を蘇らせてくれる突き直しには、最初の施術と同じように強い痛みが生じることもあるようです。
しかしこうしたアフターケアとも言える施術はサロンによって対応状況が異なる形となりますので、注意をしてください。
色抜け・色飛びのした刺青が気に入らない
色あせによって間抜けな印象となってしまったタトゥーに嫌悪感を抱く人には、美容クリニックで除去する選択肢もおすすめです。
メスを使わないレーザー治療を行なえば、数回の施術で目立たないレベルまで刺青の色素を薄くできます。
またタトゥー除去は就職や結婚といったライフイベントを備えた皆さんにもおすすめとなりますので、刺青により生きづらさなどが生じている方は気軽に無料カウンセリングを受けてみてください。
人気の記事
基礎知識