2018.03.17
刺青やタトゥーの原理とは?
タトゥー除去のカウンセリング前に刺青の原理を知っておく
美容クリニックで行われるカウンセリングでドクターとの意思疎通をスムーズに行うためには、除去してもらうタトゥーの原理について知っておくことがおすすめです。
こうした基礎知識のある人は、ドクターの提案に対して疑問や不安要素をその場で投げかけやすくなります。
これに対して刺青のメカニズムが全くわからない場合は、価格を重視しすぎて医師免許を持たないサロンなどに問い合わせをしてしまう可能性が高まるため、注意が必要です。
刺青の原理とは?
刺青とは、染料を皮膚に染み込ませ、色素の定着によって美しいデザインに仕上げていく施術の総称です。
タトゥーや刺青を入れる施術には、手彫りと機械彫りの2種類があります。
皮膚の奥まで色素が定着するケースの多い機械彫りでは、専用のステンレス針を約2mmのところまで刺し、表皮よりも更に深いところまで染料を入れていく形となるようです。
刺青除去の原理とは?
刺青やタトゥー除去は、「レーザーによって色素を薄くする」もしくは「刺青の絵柄のある皮膚や色素を切り取ってしまう」という2つの原理で行われるのが一般的です。
後者については、切除法・植皮法・削皮法といった手段の中から患者さんのデザインや希望条件に合ったものが選ばれていく形となります。
これに対してレーザー治療の場合は、複数回の照射を通して除去に色素の分解を行っていく仕組みです。
最も効率の良い刺青除去の方法は?
最も効率的なタトゥー除去の方法は、患者さんの皮膚に彫られたデザインや希望条件によっても変わってきます。
例えば、1回の手術で刺青を一気に消せる切除法には、皮膚にメスを入れるだけ痛みや炎症などの長いダウンタイムが生じる難点があります。
しかしレーザー治療のように長く通院する必要のない切除法には、就職活動や結婚などに向けて早くタトゥーを消したい方々に嬉しい特徴もあるのです。
これに対してメスを使わないレーザー治療には、仕事や子育てなどをしながら日常生活に支障なく刺青除去ができるとされていますので、たくさんの治療メニューから自分に合った方法を選択する際には「何を重視するのか?」を頭に入れておく必要があると言えるでしょう。
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