2018.03.15
唇・リップのアートメイクの特徴と注意点
唇(リップ)にもアートメイクを施せる
加齢により、唇の輪郭が不鮮明になってしまった・・・。
せっかく綺麗に塗った口紅が、いつの間にか消えてしまっている・・・。
もっと魅力的な唇にしたい・・・。
こんな悩みを抱える女性から近頃高く注目されているのが、リップアートメイクという施術です。
唇の皮膚の比較的浅いところに色素を入れるリップアートメイクは、刺青やタトゥーと似たメカニズムで行われる施術となっています。
また眉などと比べて遥かにお化粧の落ちやすい唇は、顔全体の中でもアートメイクへの関心を示す人が多いパーツとなっているようです。
唇アートメイクにおける2つの手法
リップアのアートメイクには、唇に輪郭だけを入れる方法と、唇全体に色を入れる方法の2種類があります。
すっぴん時の顔にも大きな影響のある後者は、仕上げに自分の口紅を使うことを前提に薄い色のデザインで施術を行うケースが多いようです。
これに対して輪郭は、もともと唇が小さくあまり口紅が映えなかったり、加齢によって唇の印象がぼんやりしてきた女性に好まれる傾向があります。
また左右の唇の色や形がアンバランスな人にも、アートメイクがコンプレックス解消におすすめとなることもあるようです。
リップのアートメイクを受ける上での注意点
刺青やタトゥーと似た仕組みとなるアートメイクには、意外と多くの注意点があります。
まず唇という大変デリケートなパーツにアートメイクを施すと、その刺激などにより口唇ヘルペスが生じやすくなるようです。
また色選びや施術に高いテクニックを要するリップアートメイクは、眉やアイライン、ホクロなどのメニューと比べて若干費用相場が高い実態もあると言われています。
この他に美容クリニックではなく、一般のスタッフが施術を行うサロンやスタジオを利用する際には、衛生面や副作用とも言える肌トラブルについても注意が必要です。
特に個人経営のサロンの場合、針などの殺菌を怠るなどの原因で肝炎やエイズといった感染症になるリスクもあると言われています。
唇アートメイクは自分で落とせる?
皮膚の中に色素を入れるリップアートメイクは、インクが排出されるまでの数年間はそのままのデザインが残る施術となります。
皮膚の新陳代謝の早い人の中には1年~2年ほどで薄くなる方々もいるようですが、それでも普通の口紅のように自分で落とす・消すといったことは難しいと捉えた方が良さそうです。
もし過去に入れたリップアートメイクの色やデザインに不満を抱いていたり、そのパーツに何らかの肌トラブルが生じている場合は、アートメイクやタトゥー除去の治療実績の豊富な美容クリニックに早めに相談をした方が良いと言えるでしょう。
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