2018.04.10
広範囲に及ぶ刺青やタトゥーを消す方法とは?
広範囲の刺青・タトゥーを消したい
背中や脚、腰といったパーツに入った大きなタトゥーは、1度の施術で除去できる切除法などの選択が難しい存在です。
しかし多彩な治療法を取り扱う美容クリニックでは、そんな広範囲の刺青を抱えた患者さんにもより良い提案をすることができます。
今回は、大きく広範囲なタトゥーを消す時に選択される3つの方法について詳しくご紹介していきます。
剥削法(削皮法)を使った広範囲タトゥーの除去
特殊なカミソリを使って刺青の入った皮膚表面を削り取る削皮法は、少ない施術回数で広範囲のタトゥーを消す際におすすめ度の高い方法です。
自然治癒力によって新しい皮膚が再生されるこの方法を用いると、年が経つにつれて火傷のような傷跡が落ち着いていきます。
しかし削り取る深さによってはダウンタイムが長くなることもある剥削法は、ドクターの経験やテクニックが回復に大きく影響する難点もあるようです。
パッチ植皮法を使った広範囲タトゥーの除去
パッチ植皮法は、剥削法とセットで用いられるオプション的な存在です。
削皮法で削った皮膚の一部を傷の部分に移植すると、何もしないよりも遥かにスムーズな皮膚再生が促されます。
またパッチ植皮法によって広範囲の皮膚再生が可能となると、ミミズ腫れの瘢痕や治りの遅さといった問題も解消しやすくなるようです。
複合治療を使った広範囲タトゥーの除去
深いところに入った色素により削皮法だけではタトゥーが上手く消えない場合は、レーザー治療との組み合わせが選択されることもあります。
削皮後にレーザー治療を施すと、色素沈着だけでなく皮膚の赤みなども緩和しやすくなるようです。
広範囲のタトゥー除去に適した方法はどれ?
ここまで紹介した3つの選択肢は、患者さんのタトゥーの大きさや染料の種類、深さなどによって提案が変わってくる実態があります。
また広範囲の刺青は、二の腕などに入ったワンポイントタトゥーと比べて治療に多くの時間と費用がかかりやすい実態があるため、注意が必要です。
こうした形で治療をする上でさまざまなポイントのある広範囲の刺青除去は、早めに美容クリニックの無料カウンセリングを訪れて、患部を見てもらいながらドクターと相談していくのが最もおすすめとなるでしょう。
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