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2016.12.24

施術別！タトゥー除去治療後に生じる「跡」について

レーザー治療によるタトゥー・刺青除去の跡

タトゥーの色素に反応するレーザー治療を行なうと、タトゥーの模様と同じ形で火傷の痕ができます。美容クリニックで公開している症例写真などを見ていると、施術を受けた患者さんの皮膚が凸凹していることがわかります。こうした特徴のあるレーザー治療は、基本的に「刺青を消すもの」ではなく「刺青を薄くするもの」と捉えた方が良さそうです。

切除手術によるタトゥー・刺青除去の跡

その名のとおり皮膚を切り取ることでタトゥーを消す切除手術は、就職や転職、結婚などを目の前にして、即効性の高い治療法を求める皆さんにおすすめの方法です。切除手術でタトゥーを消す場合は、図柄の面積よりも遥かに大きなサイズで皮膚をカットする必要があるため、注意が必要です。また傷跡を小さくしてしまうと、その部分が永久に引っ張られ続けることで「傷の幅」が太くなったり、ケロイド状やミミズ腫れになるケースも多く見受けられます。

植皮によるタトゥー・刺青除去の跡

植皮は、「タトゥーの入っていない箇所の皮膚を採取し、刺青の部分に植え付ける」という方法です。生着率の高いメッシュ植皮を行なうと、スムーズに生着する分、タトゥーの存在していた部分の皮膚が一生涯パッチワークのようなメッシュ状になってしまいます。また植皮の場合は、採取を行った太ももやお尻などにも大きな傷が残ることになりますので、注意が必要です。

削皮によるタトゥー・刺青除去の跡

アブレーションと呼ばれることもある削皮手術は、ニキビ跡や毛穴トラブルの改善にも使われる方法です。皮膚を削るだけで縫い合わせることのない削皮は、切除手術で紹介したミミズ腫れやケロイドが起こりにくい利点があります。しかしドクターの技術によっては、皮膚の削り過ぎによって再生に時間がかかってしまうケースも多く見受けられますので、削皮を使ったタトゥー除去実績の豊富なクリニックのお世話になる必要があると言えるでしょう。

まとめ

美容クリニックでタトゥーや刺青の除去を行なう際には、どの方法を選んでも傷跡は必ず残ると捉えた方が良さそうです。クリニックによっては複数の治療法を組み合わせることで、患者さんの負担を軽減してくれるところもありますので、まずは無料のカウンセリングを通してドクターの話を聞くことから行動を起こしてみてください。