2018.02.22
日本でも増えはじめたタトゥーや刺青は健康への影響があるって本当?
タトゥーが健康に影響するって本当ですか?
刺青やタトゥーを入れる時、必ず頭に入れておいていただきたいのが、刺青が体の健康に影響をもたらす実態です。
こうした事実を知らずに軽い気持ちで刺青を入れた人の中には、「こんなハズじゃなかった!」とも言える健康被害により、後悔の念に苛まれる方々の少なくない傾向があるようです。
今回は、タトゥー施術前に必ずイメージしていただきたい、大事な体への意外な影響を詳しくご紹介していきます。
傷から生じる感染症
タトゥー・刺青の施術で意外に多いのが、感染症によるトラブルです。
日本国内にあるタトゥースタジオの多くは、医師免許を持たない彫り師が施術を行う実態があります。
こうしたスタジオの中には、経費を削減するために不衛生な環境で施術をするところもあるようです。
感染症の中には、エイズやB型肝炎、C型肝炎といった恐ろしい病気の報告もありますので、リーズナブルな料金やデザインだけでスタジオ選びをするのは大変危険なことと言えるでしょう。
アレルギー
免疫力の低い大変デリケートな人の場合、タトゥーで入れたインクによってアレルギー症状が起こることもあるようです。
サロンによって使うインクの色や原材料が異なるタトゥーの場合、食物アレルギーなどと違って、予測やリスク回避がしにくい実態があります。
また体に合わないインクを入れれば、体質の変わった数年後にアレルギーが出ることもありますので、注意が必要です。
医療行為や検査が受けられなくなる
刺青が入っていると、病院などで行うMRIなどの検査の際に断られやすくなると言われています。
インクの中に金属成分の入ることの多いタトゥーのある人がMRI検査を受けた場合、磁気共鳴というメカニズムにより、その部分に火傷が生じる可能性もあるようです。
また前述のとおり病院側ではインクの成分を把握・分析できない実態がありますので、リスクやトラブルを回避するために、MRIなどの検査NGになってしまう状況はある意味、仕方のないことだと捉えた方が良いでしょう。
タトゥーによる健康面のトラブルで悩んだ時には?
刺青を入れたことによる健康面の問題で悩んだ時には、タトゥー除去の得意な美容クリニックに相談をしてみてください。
例えば、レーザー治療によって色素の粉砕や排出を行えば、MRI検査も受けやすくなります。
また美容クリニックでは刺青施術による皮膚トラブルの治療などもできますので、まずはひとりで悩まずにタトゥー除去の実績豊富なドクターに相談をするのが理想と言えそうです。
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