2017.10.06
治療の体験談からわかる!傷跡修正と保険の基礎知識
傷跡修正に保険はきくのでしょうか?
周囲に痛々しい印象を与える傷跡には、ケガや交通事故などによるものだけでなく、リストカットなどの自傷行為によって生じた種類も存在します。
こうした傷跡に対して「なるべくお金をかけずにきれいにしたい!」と感じる方々にとっては、保険適用の有無についても気になる部分となるようです。
今回は、傷跡修正の治療費用や健康保険適用の関係について、実際の体験談などから見えてくる実態を踏まえて基礎知識を詳しく解説していきます。
保険適用となる傷跡と、そうではない傷跡の違いとは?
傷跡の治療を受ける上でその費用に関わる保険について考える際には、この制度が基本的に「人の命に関わる病気の治療費を安くするためにあること」を頭に入れておかなければなりません。
とは言え、公園や道路で店頭した時の生じた傷跡については、「痛みによりズボンが穿けない」などの日常生活に支障をきたすという理由で、健康保険の対象となります。
これに対して、特に強い痛みもなくTシャツの中に隠れるようなリストカットの傷跡などについては、「人の命に関わる病気ではなく、また日常生活にも支障がない」という理由で健康保険の適用が難しい実態があるのです。
病院や診療科によっても保険適用の有無は変わってくる
傷跡の治療で保険適用を希望するなら、診療科についても確認が必要です。
女性などの美しさのために治療や手術を行う美容クリニックの場合、人命に関わる・日常生活に支障があるという2条件に該当しにくいことにより、保険適用外になるケースが多いようです。
これに対して、ケガや火傷などによって傷跡を抱えた患者さんが集まる形成外科や一般皮膚科の場合は、保険適用でできる治療が多い実態があります。
この他に美容外科と形成外科を併設する総合病院などの場合は、傷跡の内容によっては保険適用となるケースも存在するようです。
リストカットなどの傷跡なら美容クリニックに相談を
女性の顔やコンプレックスなどをきれいにすることを目的とした美容クリニックは、偏見の起こりやすいリストカットなどの相談にものってくれます。
こうしたクリニックで無料カウンセリングを受けると、予算の範囲内で傷跡を可能な限りきれいにする方法なども提案してもらえます。
また近頃では、半額以下ほどで治療が受けられる体験キャンペーンやモニターを設ける病院も増えていますので、まずは無料カウンセリングを利用して料金体系を含めた説明だけでも聞いてみると良いでしょう。
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