2017.04.23
無痛タトゥー(ペインレスタトゥー)の特徴とは?
無痛タトゥーにおける賛否両論
たくさんの痛みによって施術途中で諦めてしまう人も多い刺青業界にも、近頃では無痛タトゥー(ペインレスタトゥー)と呼ばれるメニューが生まれ始めています。
しかし無痛タトゥーと呼ばれるメニューには、施術する側・される側だけでなく、医療従事者などから見ても賛否両論があるようです。
今回は、話題性を高めている無痛タトゥーの実態を詳しくご紹介していきます。
無痛タトゥーって何ですか?その入れ方とは?
各スタジオ独自の方法で施術時の痛みを緩和する方法を、無痛タトゥーと呼びます。
例えばあるスタジオでは、麻酔的な役割のある湿布や塗り薬、ジェルなどを塗布することで、皮膚の感度を下げてから行う施術を無痛タトゥーと呼んでいます。
アートメイク業界では以前からポピュラーな存在だった無痛タトゥーは、近頃本格的な刺青の世界でも注目度がアップしたと捉えて良さそうです。
無痛タトゥーの方法は非常に幅広い
病院で行う治療や手術のように専門性の低いタトゥースタジオでは、お客様の負担を軽減する無痛タトゥーについても、それぞれの彫り師が独自の方法で行う難点があります。
また点滴で入れる麻酔のように「眠ってしまう」とか「何も感じない」といったレベルの効果は得られませんので、効きが悪ければ普通に痛みを感じるケースも少なくないと言われています。
この他には、ストレスや緊張状態を緩和させるセラピーや催眠療法を使って、薬剤的なものを用いずにペインレスタトゥーを行う彫り師も存在しますので、その内容や痛みが緩和できるレベルには大きな開きがあると捉えて良いでしょう。
痛みがなければ問題ゼロではない
無痛タトゥーを入れる際には、痛みがなくなることで敷居が低くなる問題についても考えなければなりません。
痛みという苦痛や恐怖が緩和することで気軽に施術を受けやすくなってしまうと、若気の至りによって後々タトゥーへの後悔や嫌悪感が生まれる可能性も増大します。
また医師免許を持たないタトゥースタジオでは、痛みがなくなっても肌トラブルやアレルギーが生じるリスクがありますので、無痛タトゥーに隠れた諸問題は意外と多いと捉えて良いでしょう。
実際に入れたペインレスタトゥーによってお困りのことがありましたら、刺青除去を得意とする美容クリニックに相談をしてみてください。
人気の記事
基礎知識