2017.09.16
皮膚がまだらになるって本当!?刺青やタトゥー除去後の生じる傷跡のリスクとは?
レーザー治療
レーザー治療を使ったタトゥーや刺青除去には、「治療時に大変な痛みが伴うこと」と「完全に元の状態には戻らないこと」という2つのリスクがあります。
美容クリニックのレーザー治療は、色素に人工的な火傷を起こさせて皮膚の再生力を促す方法です。
大きなタトゥーをレーザーで消す場合は、デザインがまだらに残ったり、火傷の範囲が大きくなるという問題が生じる可能性もありますので、注意をしてください。
また近頃では、多色使いの刺青除去にも対応できるピコレーザーといったマシンも登場していますので、タトゥーを消すのに適した機械を導入する病院を利用してみても良いでしょう。
切除手術
タトゥー部分にメスを入れ、その端を縫い合わせる切除法には、傷跡が大きく残ってしまうリスクがあります。
また刺青のデザインに対して無理な手術を行うと、傷口が引っ張られてケロイドになることもありますので、この方法を選択するなら切除法の治療実績の多いドクターのお世話になるのが理想と言えそうです。
植皮手術
太腿やお尻といったパーツから健康的な皮膚を切り取り、タトゥーのあるパーツに移植をする方法を植皮手術と呼びます。
この治療法には、「移植先となるパーツに皮膚が定着しないこと」と「切り取った部分にもダメージが生じること」という2つの除去後のリスクがあるようです。
削皮手術
アブレーションと呼ばれることもある削皮手術は、タトゥーのある部位を削り取ることで、デザインを目立ちにくくする方法です。
傷跡の引きつりなどの起こりにくい削皮手術には、ドクターのテクニックやセンス、熟練度がかなり問われるという難点があります。
熟練度の低いドクターが削皮手術を行なった場合は、ケロイド状や赤黒の傷跡が残ってしまうこともあるようです。
まとめ
美容クリニックで行われているタトゥーや刺青の除去には、その全てに多少なりともリスクがあると捉えた方が良さそうです。
しかし刺青除去実績の豊富なクリニックでは、治療実績の豊富なドクターが施術を行うことで、傷跡のトラブルが起こりにくい傾向があります。
また良心的な病院では患者さんのタトゥーデザインだけでなくスケジュールや予算といった幅広いポイントから提案を行うこともできますので、まずは気軽に無料カウンセリングで患部を見せてみてください。
人気の記事
基礎知識