2016.10.31
種類別!タトゥー除去治療の後遺症と失敗事例
選択するタトゥー除去によっては後遺症が残ることもある
刺青を消すために行うタトゥー除去は、痛みや期間、お金といったさまざまな部分で患者さんに大きな負担が生じる施術です。しかし体に刻まれたタトゥーによって生活や仕事に支障が出ると考えれば、自分と家族の幸せのために除去すべきと考えた方が良いでしょう。そんなタトゥー除去手術の口コミや体験談を見ていると、「後遺症」といった話をしている人も見受けられます。今回は、タトゥー除去によって生じる「後遺症に似た症状」を、施術の種類ごとに紹介していきます。
レーザー治療によるタトゥー除去の特徴と後遺症とは?
レーザーを使ったタトゥー除去は、絵柄を描いている「黒っぽい色素」を粉砕することで徐々にタトゥーを薄くする方法です。モノトーンに似たデザインで、手の甲などの皮膚が薄いパーツに施されたタトゥーは、比較的レーザーで消えやすい存在です。これに対して手彫りによって深いところに色素が入れられている場合は、「レーザーがほとんど反応しない」というメカニズムによりなかなか刺青が消えないこともあるようです。こういった場合に何度もレーザー照射をしていると、皮膚が固くなることで他の治療法に進みにくくなると言われています。
切除治療によるタトゥー除去の特徴と後遺症とは?
タトゥーの存在する皮膚を切り取る切除手術は、小さなタトゥーを早く消したい人におすすめの治療です。この方法を使って背中などの大きなパーツの除去を行うと、強い張力によって傷口が裂ける可能性もあります。また紡錘型切除によってもたらされたケロイドも、肌質を気にする女性にとっては大きなコンプレックスになることもあるようです。
植皮治療によるタトゥー除去の特徴と後遺症とは?
植皮治療を成功させるためには、移植する皮膚の生着率が大事な要素となります。他の方法と比べて生着率の高いメッシュ植皮をおこなうと、タトゥーの存在していたパーツの皮膚がウロコ状になってしまいます。また移植用の皮膚を採取したお尻や太ももなどにも大きな傷が残りますので、切除治療のケロイドとは違った形で複数の後遺症が残ると言えそうです。
まとめ
後遺症がゼロとは言えないタトゥー除去も、「医療技術の進歩」と「手術実績の多いクリニックの増加」により、後遺症ともとれるトラブルが減少傾向にあります。
また患者さんのタトゥーに合う治療法を組み合わせることで、より早く綺麗に除去を行うクリニックもたくさんありますので、まずは無料カウンセリングを使ってドクターに相談をすることから行動を起こしてみてください。
人気の記事
基礎知識