2017.05.13
刺青・タトゥー除去に失敗した人に見られる4つの共通点とは?
タトゥー・刺青治療がまだ確立されていない分野だから
タトゥー治療に失敗が生じる理由には、この施術で用いられる4つの方法に、刺青に適した対処法が確立されていないという実態があります。
またクリニックによっては、シミや色素沈着にも用いられるレーザーを使ってタトゥー除去を行うところもあるため、実際に施術を進めながらドクターの経験則で治療方針を含めた判断を行う形となっているのです。
こうしたタトゥー治療における実態を考えると、多くの患者さんのタトゥーや刺青除去の実績が豊富な医師のお世話になるのが理想と言えるでしょう。
患者さんによってタトゥーの色素や状態が異なるから
彫り師によって使用するインクやテクニックの異なるタトゥーや刺青は、多くのドクターが現物を見なければ治療方針や見積もりが出せないと考える存在です。
また使っている色素によってはレーザーを使った破壊が難しい可能性もありますので、ドクターの治療経験だけでなく的確な判断も、刺青除去によって生じる失敗を防ぎ、そして低コストで図柄を消すために欠かせない要素となるのです。
刺青除去料金が安すぎるクリニックも要注意
小さな刺青でも数十万円以上が相場となるタトゥー除去は、どんなに良心的なクリニックのお世話になってもそれなりの費用がかかる施術です。
また切除や植皮、削皮といったメスを入れる治療の場合は、その後アフターフォローも必要となりますので、他の美容クリニックと比べてあまりにも安い料金を提示された時には、「どこまで見積もりに含まれているのか?」とか「どうしてこんなに低価格なのか?」といった部分も確認すべきと言えるでしょう。
自分に合わない治療法を選択している
タトゥー除去に失敗した患者さんの体験談を確認すると、その多くが自分の刺青に適さない治療法を選択したという共通点も見えてきます。
例えば、切除、植皮、削皮といったメスを入れる治療法に抵抗を抱えていた患者さんが、ドクターのアドバイスを断って無理にレーザー治療を受ければ、何度も治療を受けているのに色素が消えないなどのトラブルに遭いやすくなります。
また自分のライフスタイルと適さない治療法を選んだ場合も、適切なアフターケアができないことで傷口の治りを悪くする状況が生まれますので、タトゥー除去の治療実績の豊富なドクターとしっかり話し合いながら治療方針を決めるのが失敗予防策になると言えるでしょう。
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