2017.09.20
刺青除去治療でうろこ状の痕!?タトゥー除去の特徴や種類が知りたい
レーザーを使ったタトゥー除去治療
刺青やタトゥー除去に使われるレーザー機器には、QスイッチYAGレーザー、Qスイッチルビーレーザー、CO2レーザー、ピコレーザーといった種類があります。
QスイッチルビーレーザーやQスイッチヤグレーザーは、ナノ秒の短い時間で高出力のレーザーを照射することで正常組織へのダメージが少ないマシンとして注目されています。
これに対して若干古いタイプのレーザー機器については、強い痛みや治療後に傷跡が残る可能性もありますので、レーザー治療を希望するなら各クリニックの使用マシンの種類や特徴についても確認をした方が良さそうです。
切除法を使ったタトゥー除去治療
皮膚にメスを入れて縫合する切除法は、ワンポイントなどの小さなタトゥーの治療に適した存在です。
タトゥー部分の表皮が丸ごとなくなる切除法の場合、縫合部分を中心とする皮膚が上下左右に引っ張られることで傷口が拡大するリスクもあると言われています。
しかし一般的な美容クリニックでは大きなタトゥーについては、複数回の切除法もしくは他の治療法の提案を行う形となりますので、余程のことがない限り大きなトラブルは起こらないと捉えて良いでしょう。
皮膚移植を使ったタトゥー除去治療
タトゥー除去治療の中には、染料の入ったパーツの皮膚を切り取り、そこに他の部位から採取した皮膚を移植する方法もあります。
切除法と違って広範囲のタトゥーに適した皮膚移植には、メッシュ移植を行なった時にうろこ状の痕が残ってしまうリスクがあります。
しかしそんなメッシュ移植は、他の方法と比べて皮膚の生着率が最も高い種類となりますので、ドクターとしっかり相談した上で自分に合う方法を選ぶようにしてください。
削皮法を使ったタトゥー除去治療
刺青の染料のうち約90%を除去できる削皮法は、高い確実性と人体へのダメージの低さといった部分で注目度の高い存在です。
レーザーでは除去できなかった刺青にも選択されることの多い削皮法には、ドクターの高いテクニックや熟練度が必要となる難点があります。
削皮法の施術実績が少ない医師がこの治療を行なった場合、ベテランドクターよりもダウンタイムが長引いたりすることもありますので、美容クリニックを選ぶ際には症例数などもチェックした方が良いと言えるでしょう。
また美容クリニックの無料カウンセリングではそれぞれの方法におけるリスクやメリット、デメリットなども詳しく紹介してくれますので、まずは気軽に相談をしてみてください。
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