2016.08.06
アートメイクの恐ろしい失敗と除去治療の方法ガイド
アートメイクに関するトラブルが増えている
メイク時間の削減が可能となるアートメイクには、施術を受ける人たちが想像もできないたくさんの失敗やトラブル事例があると言われています。
このような実情を把握しないまま気軽にアートメイクにチャレンジしてしまうと、後々の後悔が生じることもあるため、注意が必要です。
今回は、アートメイクに興味を持つ皆さんとともに、この施術の特徴とトラブル事例をご紹介していきます。
アートメイクとは?
近頃トラブル事例が急増しているアートメイクは、アイラインや眉、リップラインなどに色素を入れることで、すっぴんでもメイクをしているように見せられる施術です。
一般の女性は美容法と捉えているようですが、ニードル針を使って色素を入れることから、タトゥーや刺青と同じ手法に分類されます。
アートメイクにはどんなリスクやトラブルがある?
国民生活センターの報告によると、アートメイクによるトラブルや健康被害は2006年以降の5年間で120件以上も存在するようです。
トラブルの内訳としては、長きに渡る炎症や痛みといった皮膚障害が半数以上となっており、その他に火傷や感覚機能の低下といった重篤な症状も多く見受けられます。
また施術実績の低い施術者の場合には「仕上がりイメージとの違い」や「左右非対称」といった失敗事例も起こりやすいため、その安全性については確証がないと考えて良いでしょう。
アートメイクの施術でトラブルに遭わないために
アートメイクによるトラブルの9割以上は、医師免許を持たない悪徳業者によって行われたものです。
免許を持たない彫り師やエステティシャンなどが施術を行うことは違法行為となりますので、アートメイクを受ける際は、必ず美容クリニックを利用するようにしてください。
また免許を持たない業者は衛生面でも正しい管理が行われていないため、エイズやB型、C型肝炎にかかるリスクも高いと言われています。
アートメイクでトラブルに遭ってしまった時には?
アートメイクによって作られた眉やアイラインに問題があった時には、美容クリニックで行われている刺青やタトゥー除去治療を受けるしかありません。
タトゥー除去を得意とする医療機関では、患者さんが抱える痛みや炎症の対応も行えますので、まずは無料カウンセリングを通してトラブルの内容や悩みを相談するようにしてください。
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