2018.05.10
タトゥー切除後に生じる引きつり
タトゥー切除後に皮膚が引きつる原因とは?
切り取った皮膚を引っ張って縫合する切除法では、緊張した傷口が閉鎖する時に傷跡が引きつってしまうことがあります。
また広い範囲のタトゥーに手術をする時には、より強い縫合が必要不可欠となりますので、その結果として引きつりが生じやすくなってしまうのです。
この他に刺青を入れていた皮膚が頻繁に動かすパーツだった場合は、治療後もその部位が頻繁に伸び縮みすることにより、引きつりが起こる可能性が高まると言われています。
こうした形で切除法と引きつりの原因やメカニズムに着目すると、この治療法が広範囲のタトゥーに不向きである理由も納得できると言えるでしょう。
切除法の引きつりに予防法はある?
切除法による引きつりを防ぐためには、テーピングなどを使ってその部位の皮膚をなるべく動かさず、安静にすることが必要となります。
またタトゥー除去後は定期的に通院をしながらドクターに患部をチェックしてもらう必要がでてきますので、たった1回の施術で刺青が消えるこの治療法であっても、時々クリニックに通わなければならないと言えるでしょう。
この他に患者さんが自己判断で勝手なケアを行なっていると、皮膚の引きつりを含めたトラブルが起こりやすくなりますので、何らかの状況が生じた時には必ずドクターに相談をするようにしてください。
ドクターの技術や腕によって引きつりが生じることもある
切除法や植皮法、削皮法といったタトゥー除去の手術を受ける際には、この分野の治療実績が豊富なドクターのお世話になるのが理想です。
例えば、経験豊富なドクターの場合、分割切除によって大きな患部の引きつりを防ぐこともできます。
これに対して切除法の経験が少ない医師の場合は、少しでも早くタトゥーを消すことばかりを重視して単純切除を選択する傾向もありますので、注意が必要です。
まずは無料カウンセリングを受けてみる
手術後の引きつりやケロイドなどのトラブルが気になり、なかなかタトゥー除去を受ける決断ができない人は、まず美容クリニックのカウンセリングでその想いを話してみてください。
無料カウンセリングでドクターとしっかり話をすると、自分の受ける切除法がどんな手術なのかを具体的にイメージしやすくなります。
また引きつる可能性の高い刺青の場合は、他方法の提案をもらうこともできますので、まずはドクターに患部を見せる心掛けが必要となるでしょう。
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