2017.01.23
タトゥー施術で生じるかさぶた、かゆみの対策 まとめ
刺青の施術で生じる「かさぶた」
針によって傷つけた皮膚に色素を入れていくタトゥーや刺青には、施術後に多くのかさぶたが生じる可能性があります。彫り師による説明がきちんと行われるスタジオを利用すれば、たくさんのかさぶたが出来ても戸惑うことは無さそうです。これに対して施術を受けた本人の不安が強すぎる場合は、勝手な判断でかさぶたを剥がすことで生じるトラブルも見受けられますので、正しい知識によって的確なケアを行なうことがタトゥーの仕上がりを左右すると考えて良いでしょう。
タトゥー施術後にかさぶたができたら?
タトゥー施術直後の皮膚は、保護テープなどを使ってキズの保護をする形となります。この保護期間を慎重かつ大事に過ごすことができれば、自然なかさぶたの剥がれ落ちによって美しいタトゥーの仕上がりになるのです。多くのタトゥースタジオでは、「じっと耐えるしかない」というアドバイスをしていますので、痒みなどが生じても我慢する気持ちが必要だと言えるでしょう。
タトゥー施術で生じた「かさぶた」に適したケアとは?
タトゥー施術後のケアは、彫り師の指示に従う流れとなります。掻きむしりたい衝動が生まれるほどの痒みが出た場合は、患部を冷やすことで症状を落ち着けられます。また場合によっては、抗菌作用のある軟膏を塗ることで諸症状が鎮まるケースも多く見受けられますので、彫り師がおすすめする薬やクリームなどを教えてもらっても良いでしょう。
タトゥー施術後の大事な時期・オニオンスキンとは?
施術後のかさぶたが剥がれた後、タトゥー部分の皮膚が白く突っ張った状態になることを「オニオンスキン」と呼びます。オニオンスキンの時期が終わると、タトゥーの本格的な完成となります。勝手な判断で白いベールを剥がしてしまうと雑菌が入ることもありますので、彫り師の指示をきちんと守ってデリケートな皮膚を大事にする心掛けが美しい仕上がりを生むと捉えて良いでしょう。
かさぶたを剥がしてタトゥーが失敗する人もいる
美容クリニックや皮膚科に訪れる患者さんの中には、かさぶたやオニオンスキンの時期に皮膚を掻いてしまって、想定外の肌トラブルに悩まされる方々も多く見受けられます。医師免許を持たない彫り師の多くは、肌トラブルや傷に対する治療ケアを行なうことはできません。また施術経験の少ない彫り師の場合は、アフターケアについても適当な助言をすることもありますので、実績の豊富なスタジオのお世話になることも対策のひとつだと言えるでしょう。
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