2017.05.10
タトゥー除去に使われる切除法について詳しく解説します
切除法とは?
刺青のまわりの皮膚を伸ばして縫い合わせるタトゥー除去を、切除法と呼びます。
幅が3cm前後の比較的コンパクトなタトゥーについては、1回の切除法手術で絵柄を消すことができます。
これに対して10cmを超える大きな刺青の場合は、複数回の手術が必要となってくるようです。
ちなみに大事をとる美容クリニックの中には、幅15cmを超える巨大なタトゥーの切除法を断るところもありますので、こうした場合は、レーザーや剥削、植皮といった他の方法を検討する必要するしかないと言えるでしょう。
切除法と帝王切開の傷痕は同じイメージでしょうか?
切除法にチャレンジする女性の中には、出産時に行われる帝王切開の傷跡と同じイメージを抱く方々が多く見受けられます。
しかしタトゥー除去治療の場合は、刺青のあるパーツの皮膚を数cmなくした上で縫合を行っていくため、複雑な縫い方を必要とすることで帝王切開よりも手術跡が目立ちやすい特徴があるのです。
また術後の痛みや引きつりを防ぐためには、皮膚にある程度の余裕を持って縫合を行う必要がありますので、切った皮膚を縫い合わせるだけの帝王切開とは違ったイメージを抱いておくのが理想と言えそうです。
切除法でタトゥーを消すメリットとは?
切除法を用いたタトゥー除去には、刺青の図柄を完全になくせるメリットがあります。
この治療を行なえば、必ず傷痕が残ってしまいます。
しかし刺青の存在していたパーツが少ない場合は、「過去にケガをして手術をしたこともある」といった言い訳もできるため、タトゥーよりも遥かに堂々と生活できるようになるのです。
また分割切除を選択しても、数回の手術できれいに刺青がなくなりますので、色素によっては完全除去が難しいレーザーと比べて治療計画の立てやすい存在であると言えそうです。
切除法でタトゥー除去を行うデメリットとは?
刺青にメスを入れる切除法は、手術ならではとも言えるダウンタイムや傷痕の部分で、患者さんを不安にする難点が多いと言われています。
また新米ドクターなどが手術をした場合は、術後の炎症、腫れ、痛み、引きつりといった副作用や後遺症が出ることもありますので、過去の症例数などを確認しながら美容クリニック選びは慎重に行うべきだと言えるでしょう。
こうしたメリット・デメリットの両方のある切除法に興味を持った場合は、タトゥー除去のできる美容クリニックで無料カウンセリングを受けてみてください。
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