2017.02.23
知れば怖くなる!タトゥーによる肝炎やエイズ感染の危険性
タトゥーで肝炎やエイズになるって本当ですか?
若者のファッションとして国内で流行りつつあるタトゥーも、アメリカでは感染症や健康被害、アレルギーなどの危険性が問題視される存在です。特にリーズナブルな低料金で施術のできるスタジオでは、必要経費を抑えるために針の使い回しをしている可能性もあるため、注意が必要です。
また専門家の研究によると、近年若者の間で増えている肝炎やエイズの原因には、不衛生な環境で施術されたピアスや刺青の影響があるとも言われていますので、スタジオ選びをする際には注意をしてください。
タトゥー施術で感染する病気の種類とは?
タトゥーに関するさまざまなメディアを見ていくと、下記5種類の病気や症状が生じる可能性が高い実態がわかります。
・肝炎(B型、C型)
・エイズ
・敗血症
・破傷風
・その他の皮膚病、肌トラブル
その他の中には、ケロイドや化膿、アレルギー反応も含まれます。医師免許もなく、皮膚の専門知識すれ持っていない彫り師に肌トラブルの相談をすると、「アフターケアを怠っている」とか「使った軟膏が悪い」といった言い逃れに遭うこともあるようです。
インクの中に含まれる有害な金属
何らかのアレルギーを持つ人がタトゥー施術を受ける際には、スタジオで使用しているインクの成分にも注目すべきです。低料金で刺青を入れる彫り師の中には、車の塗装に使用するレベルの品質が低いインクを使う人も存在すると言われています。また一般的な施術に使われるカラーの色素には、下記のような金属をベースに製造を行うメーカーが多いため、注意が必要です。
・赤 水銀
・緑 クロミウム
・黄 カドミウム、コバルト
・紫 マンガン
これらの金属を使用したインクでタトゥーを入れると、強力な電磁場を使用するMRIの検査をした時に強い痛みが生じる可能性も出てきます。またこういったリスクやトラブルを回避しようと考える病院では、刺青が1つでも入った患者さんのMRIやCT検査を断る傾向もありますので、万が一病気になった時のことを考えると、体に良いとは言えないインクでタトゥーを入れるメリットは非常に少ないと捉えた方が良いでしょう。
感染症や皮膚トラブルが生じた時には?
タトゥーを入れた時に肝炎やエイズ感染した疑いがあっても、医療機関ではないスタジオでは何の対処もできません。
またアフターケアに欠かせないクリームや軟膏の選定や購入についても、彫り師の経験やお客様本人に任されるケースがほとんどとなりますので、タトゥースタジオには肌トラブルが生じる可能性が高いと捉えた方が良さそうです。刺青を入れた後に皮膚や体に異常が生じた場合は、我慢せずに早めに病院に行くようにしてください。
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