タトゥー(刺青)が除去できる4つの方法
切除法でタトゥー(刺青)を除去する方法

切除法は、タトゥーを紡錘形に切除し、左右の弧を中心に寄せて縫合する方法。
メリットとしては、小さいタトゥー・刺青の場合は一度で切除が可能であるということ。
デメリットとしては、縫合するため傷跡が残ること、面積が大きい場合は複数回にわけて手術を行う必要がある。また、縫合が難しい部位によっては対応が困難であることがあげられる。
削皮法でタトゥー(刺青)を除去する方法

タトゥー部分の皮膚を削り取る方法。削り取った部分は時間の経過とともに新しい皮膚に再生するが、火傷を負ったような傷あとが残る。
メリットとしては、大きいタトゥー・刺青の場合でも一度で切除が可能であるということ。
デメリットとしては、火傷のような傷跡が残ることがあげられる。
皮膚移植でタトゥー(刺青)を除去する方法

健康な部分の皮膚を採取し、タトゥー部分に移植する方法。
健康な部分の皮膚をそのままタトゥー部分に移植するシート植皮と健康な部分の皮膚をメッシュ加工し植皮するメッシュ植皮法の2種類がある。
メリットとしては、大きいタトゥー・刺青の場合でも一度で除去が可能であるということ。
デメリットとしては、健康な部分の皮膚を採取した部分と移植した部分の2箇所の傷跡が残る。
レーザーでタトゥー(刺青)を除去する方法

特定の色素に反応する波長のレーザー光線を照射することでタトゥーを除去する方法。タトゥーの色素のみに反応し、熱と衝撃で色素を分解。黒もしくは青系の単一色にだけ反応するレーザーと、赤、黄、緑などさまざまな色味に反応するレーザーの2種類がある。
メリットとしては、皮下組織に到達していない浅く入れたタトゥーに有効であること。ほとんど痛みもなく日帰りで治療が可能。デメリットとしては、皮下組織に到達した深堀のタトゥー(刺青)には効かない場合がある。